こんにちは、みけたろうです。
2024年6月のテーマは「会議力」ということで、2冊目は”「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。”を読みましたので、感想をまとめていきたいと思います。
一言で紹介
100冊の「文章術」に関する本について、共通点が多い(=大事なこと)順にランキング形式でまとめられています。100冊の大事な内容がまとめられているため、文章術についてどの本を読んだら良いかわからないという人向けに、最初の1冊目としてオススメだと思いました。
この本を読む目的
- 学生時代から作文が苦手で、大人になって改めて文章術について学びたい。
- 転職後、議事録や報告資料作成など文章を書く機会が増えたため、伝わりやすい文章を書けるようになる必要がある。
この本からの学び
文章はシンプルに
- 余計な言葉はとにかく削って、簡潔に
- 1文の長さの目安は、「60文字」以内
- ワンセンテンス・ワンメッセージ
無駄な情報は思い切って削ることで、主語と述語が近くなり、内容が理解しやすくなる。「短い文章で伝える」ということに意識が高まり、文章を書く際に適した言葉を選ぶようになる。
1文を短くすることで、文章がシンプルになる。目安は「60文字」以内が好ましい。
1文の中に入れる内容を1つに絞ることで理解しやすい文章になる。1文の中に複数の情報が盛り込まれていると、文章がまとまらず読み手に負担をかけてしまう。
報告資料を作成する際、1つの文の中に多くの情報を詰め込もうとしてしまい、1文が長くなってしまいがちです。60文字以内とワンメッセージを意識するようにします!
伝わる文章には「型」がある
- 逆三角形型・・・結論→説明
- PREP法・・・結論→理由→具体例→結論
- 三段型・・・序論→本論→結論
型を覚えることが文章上達の一番の近道である。型を知ることで、型を破れるようになる。
特にビジネスの場では、結論→説明の順で文章を書くことで、読み手は最後まで読まなくても内容を理解することができ、時間を取らずに済む。
転職用の履歴書等を書く際にもこれらの型に従って説明した記憶があります。普段文章を書く際にも型については常に意識したいところです(∵)
「は」と「が」を使い分ける
- 「は」はすでにわかっていること、「が」はわかっていないことに使う
昨日、犬と散歩しているおじさんが公園にいました。そのおじさんは、赤い服を着ていました。
昨日、犬と散歩しているおじさんは公園にいました。そのおじさんが、赤い服を着ていました。
1文目の方が自然ですね! 2文目の方は違和感があります。読んだ時に違和感があることに気づきますが、この違和感の正体が何かわかりませんでした。これは未知と既知の違いによるもののようです。
昨日、犬と散歩している(未知の)おじさんが公園にいました。その(既知の)おじさんは、赤い服を着ていました。
もう1つ例として、
むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。
「は」と「が」の違い、面白いですね!
最後に
この本1冊を読むだけで100冊に共通する重要なことを広く学ぶことができるので、最初の1冊目として読むには良い本だと思いました。ランキング形式で1位から紹介されているので、時間のない方でも最初の方を読むだけで重要な内容を知ることができます。
では今回はこのへんで!引き続き引き続き買いだめしている方「会議本」を消化していきたいと思います!
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