こんにちは、みけたろうです。
2024年6月のテーマは「会議力」ということで、3冊目は”すごい会議 短期間で会社が劇的に変わる!”を読みましたので、感想をまとめていきたいと思います。
一言で紹介
正直な感想としては著者の武勇伝8割、会議術2割でした。シリコンバレーで会社を設立した苦労話や武勇伝がほとんどを占めており、会議については付録に書かれています。
会議について勉強したいと思って購入する方はご注意ください。
目次
第1章 展望と挫折、そして困惑
第2章 現状が求める能力が、自分の能力を超えるとき
第3章 Let’s Begin!
第4章 組織を「自己啓発」する
第5章 会議が変われば会社が動き出す
この本を読む目的
- 会議術、主にファシリテーションについて学びたい。
- 他社はどのような会議をしているのか知りたい。
著者情報
- 大橋 禅太郎(おおはし ぜんたろう)
- 20代でマーケティング促進会社をシリコンバレーで企業
- ミーティングの方法をコーチングし、1000社を超える導入実績あり
この本からの学び
書いてから発表する
全員がまず自分の考えを紙に書き、1つずつ順番に発表していく。
<メリット>
- 話すことを簡潔にまとめられる
- 自分の話すことを書き出すことで、考えを整理できる
- 記録として残せる
- 全員が平等に発言できる
新卒で入社した1社目も今働いている2社目も、ポストイットを使って事前に話すことを書き出し、1人ずつ順番に発表していくやり方を人事研修で学びました。
人事研修として導入している会社は多いかもしれないですが、実際の開発現場でどこまで活用されているんでしょうか(∵)
問題を「どのようにすれば〜」の形に置き換える
「会社が面白くない」という問題があった場合、「どのようにすれば会社が面白くなるのか?」という形に置き換えてみる。
面白い質問の形にするほど、いろんな人の意見を引き出すことができる。
「どのようにすれば会社が面白くなるのか?」
↓
「どのようにすれば日本一魅力的な会社になるのか?」
フォーマットを変えるだけで新たな視点から問題点について考えることができる。
最後に
シリコンバレーで会社を設立した著者の経験について参考にしたいという方は読んでみると面白いかと思います。新卒で手取り1000万円の石油探査エンジニアとして入社した話から、起業することになったきっかけ、起業後の苦労話や武勇伝などが詰まっています。
ただし、会議術について学ぶことを目的として買う人は注意が必要だと思いました。
以上、今日はこのへんで!
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